院長 宇留野 晃

(月・火・水・木・金・土曜日診療)

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構客員教授
元 東北大学 東北メディカル・メガバンク機構准教授

専門科目
内科・内分泌内科 (糖尿病 等)

資格
認定内科医・総合内科専門医・日本医師会認定健康スポーツ医 

 

はじめまして 

佐藤医院院長 宇留野 晃(うるの あきら)と申します。 

2024年9月に院長に着任いたしました。

これまでの佐藤先生の取り組んでこられた地域のかかりつけ医として一般内科・生活習慣病治療をこれまで通り力を入れていくことが出来ればと思います。
地域とともに佐藤医院をかかげ患者様の気持ちに寄り添う診療所を目指していくことが出来ればと思います。 

これまで私は、長きにわたり生活習慣病の診療と研究に従事してまいりました。そのなかで特に糖尿病に力をいれてまいりましたので糖尿病診療についてご説明いたします。 

糖尿病の管理には、血糖値だけでなく、腎症や合併症にも目を光らせる。糖尿病は様々な疾患群をきたす病態であるため、その診療には総合医の能力を必要とします。

糖尿病の患者さんの多くは、糖尿病腎症などの細小血管症、心臓病、甲状腺疾患等の併存症を有しておられます。血糖値だけでなく幅広い内科疾患の管理も努めます。 

外来通院で、血糖コントロールの改善を目指す(病状によっては、入院加療が必須)受診される方の多くが、「血糖コントロール不良(HbA1c7%以上)で治療の見直しをしてほしいが、通院で治療できますか?」「糖尿病を良くしたいが、入院はできません。
外来でなんとかなりませんか?」会社にお勤めの方や育児中のお母さん、学生さん等は、入院できないケースが比較的多いのも事実です。

当院では、糖尿病の治療開始もしくは見直しを要する方の多くの外来で治療を開始しています。結果、多くの方において血糖コントロールは目標内に至り、喜んでくださる方がおられます。診察では、患者さんの今までの病歴や治療状況を確認し、血液検査などで病状を確認します。 

医師と看護師が、安全で有効性の高い治療を目指して診療しています。 もちろん入院治療の適応である方もおられます。そのような場合、適切に治療してくださる病院をご紹介します。 

 適切な時期に、適切な治療を提案できるよう努めます 。

治療を開始・追加(Step up)する適切なタイミングがあります。いつ、足し算をするかです。いつまで食事療法を続けて、いつから経口血糖降下薬を開始するか。 

注射により治療を開始するのは、いつか。またいつから、治療内容を引き算(Step down)するのか。すわなち、インスリン等の自己注射の単位数を減量や離脱、またどのお薬を中止・減量するのかです。血糖コントロール目標を達成するためには、糖尿病の病状に応じて最適な治療を試みる事が重要です。当院では、病状だけでなく、治療される方の食事回数、仕事のスケジュール、希望等を勘案し、治療法を提案します。 

 

内服薬の治療だけでは十分な血糖コントロール得られないケースがあります。
その場合は、インクレチン製剤やインスリン製剤といった薬剤の自己注射を検討いたします。特にインクレチン製剤と呼ばれる薬剤は、週1回の自己注射で強力な糖尿病改善作用が得られますが比較的低血糖が少ないことが特徴です。また、インスリン治療が必要な場合は、適切な時期に導入を提案します。 

「適切なケアを」私たちは、思いやりの医療を原点とし、患者様一人一人が健やかな生活を過ごせるよう最善を尽くします。 

忙しさに追われる毎日を過ごしていると、自分の健康に気を遣うことを忘れがちになります。私たちは皆様が健康のバランスを取り戻すためお手伝いをさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。 


院長 宇留野 晃