糖尿病に対する 

専門的治療

糖尿病専門医、看護師、理学療法士、管理栄養士によるチーム医療で患者様に寄り添います

糖尿病



糖尿病はエネルギー源であるブドウ糖を活用させるインスリンというホルモンの分泌が悪かったり、低下している病気です。

インスリンをつくる膵臓のβ細胞が破壊されるために発症する「1型糖尿病」と、肥満や過食などが原因でインスリンの作用や分泌機能が低下することで発症する「2型糖尿病」があります。

日本では糖尿病患者さんのほとんどが 「2型糖尿病」です。

こんな症状に注意



糖尿病にはほとんどの場合自覚症状がありません。
下記のような症状がある場合は、すぐに医師に相談しましょう。



① 尿の量が多くなった

 ② のどが異常に乾く

 ③ 全身の倦怠感や疲れがとれない

 ④ よく食べているのに、痩せていく

糖尿病を放置すると



糖尿病を治療せずに放置しておくと、様々な合併症の危険があります。

特に有名な合併症として、


 

腎障害、網膜症(目の霞み、眼底出血)、 神経障害(足の痺れや痛み)があります。


ほかにも動脈硬化が進行して、

心筋梗塞・狭心症、脳卒中などの大血管障害も

起こりやすくなります。





 がん
がんの発症リスクを高める


 動脈硬化
動脈硬化などの原因となる
活性酸素の働きを助長、血管の炎症、
血管壁の働きを低下させる


 網膜症
糖尿病網膜症の
発症リスクを高める


認知症
高齢者の認知機能に
影響をあたえる


脳卒中や心筋梗塞
脳梗塞や心筋梗塞などの
発症リスクを高める

 

糖尿病治療の目的



特に症状が少ない糖尿病治療の目的は、
合併症を発症することなく、
健康寿命を伸ばすことにあります。


今は何も症状がなくとも、
一度合併症が発症してしまうと日常生活に
様々な不自由を感じます。


もし糖尿病の心配があれば、
専門医のもとで適切な管理と
安定した血糖コントロールを行うことが
大切です。


糖尿病治療の基本は、
まずは正しい食生活と運動習慣です。


もちろん現在様々な治療薬も開発され、
治療の選択肢も多くなっています。


当院では、糖尿病治療では、
医師の方から
一方的に治療方針を決めることなく、
患者様個人のライフスタイルに合わせて、
様々な治療の選択肢を提案しています。


少し長いお付き合いが必要な病気ですので、
患者様が納得できる治療を


一緒に見つけていきましょう。